文系学部の国際協力キャリア【開発コンサル企業やNGOで働く】

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将来は国際協力の仕事をしたい!大学・大学院や学部をどう選ぶと、その後のキャリアにつながるの?

の疑問にこたえます。

この記事では、文系学部から開発コンサルとNGOに就職した筆者が、文系学部のキャリア例をご紹介します。

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まず前提として、国際協力の王道である開発コンサル企業やNGOでのサラリーマン的な働き方をしたい方に向けてのキャリア紹介です。自営業、起業家や投資家を目指す方はとは異なります。

個人としての1つの意見ですので、いくつも情報を比べてキャリア選択をしていきましょう。

国際協力の社会で求められるのは「専門性×経験×語学力」です。

専門性の点で、理系学部は文系より有利です。キャリアについて知りたい方は、この記事もご覧ください。

文系でも「専門性×経験×語学力」を高めれば、十分に選択肢はあります。

次の章で見ていきましょう!

文系の学部別キャリア事例

教育学部

開発コンサル

教育系・人材育成系の開発コンサル企業やNGOで働くキャリアもありますが、新卒で就職する方は少なく、中途での就職が多い傾向にあります。

開発コンサル企業の就職にあたっては、学部の新卒では、教育・人材育成などのソフト系の就職は難しく、開発系、保健医療系など企業へ就職する人が多いようです。

大学院卒であれば、コーエイリサーチなどのソフト系コンサルへの道が拓けますが、新卒採用よりキャリア採用を重視していることから、狭き門と言えるでしょう。

就職後は、仕事を通じて新たな専門性を身に着け、教育学部で培ったの対人能力・プレゼン力を生かして活躍している人が多いです。

NPO/NGO

国内外問わず、教育・人材育成系の支援活動を行うNPO/NGOは多くあります。

その中で、現場で活躍するフィールドスタッフもしくはファンドレイザーとして活躍するキャリアもあります。

NPO/NGOで新卒を育てる体力があるような団体は稀ですので、専門性と経験を積んだうえで、中途の即戦力として就職するのがおススメです。

経済学部・法学部

開発コンサル

開発コンサル企業では、バックオフィス系の経理財務や法務的な調整を担うポジションがあります。

バックオフィス業務は新卒でも、専門性が低くても、できる仕事です。

(経済学部・法学部だけでなく、文系学部卒のどなたにでも当てはまりますね)

特にJICA案件では、国の税金を使っての事業になるため契約や精算業務のガイドラインが細かく規定されています。

開発コンサル企業では、JICAガイドラインを読み込み、契約と精算の管理を行うことはどの企業でも求められます。

財務・会計に抵抗のない方、契約上の知識を学び調整する意欲のある方は、バックオフィス業務からスタートして、開発コンサル企業の中でOJTを通じて専門性を高めていくのも方法です。

また、法学部から弁護士になった上で、実務経験を積み、JICA案件で外国の法律整備の支援にあたるキャリアもあります。

NPO/NGO

どのような団体でも、財務・法務・人事といったバックオフィス系の機能は必要となります。

NPO/NGOでも同じです。

外資系企業で財務・法務・人事のキャリアを積んだうえで、NPO/NGOに即戦力として働くのも方法です。

例えば、国境なき医師団では、支援地のフィールドで活躍するアドミニストレーションスタッフの募集を行っています。

比較文化人類学部

開発コンサル

基本的には、上記の教育学部や経済学部・法学部でのキャリアに同じです。

JICA案件では号数により人件費単価が決まるため、新卒では戦力になるのは難しく、仕事のOJTを通じて専門性を高めていくのが方法となります。

開発コンサルでは、どんな地域で、どんな水準の生活をしながら支援を行うかは案件次第です。比較文化人類学の実地研究を通じて、どんな地域・環境でも適応できるサバイバル術を身に着けておくと強みとなります。

NPO/NGO

比較文化人類学部では、研究のため、あまり文化的な研究がなされていないような地域に行き、現地の方への調査を行います。

そのような経験は、NPO/NGOでの仕事に直接的に生きてきます。

NPO/NGOでは、その地域への支援を行うにあたり、地域の方々への啓蒙活動そして協力者を募ることは不可欠です。

職務経験を積んだうえで、中途でフィールドスタッフのポジションに応募するのも一つの方法です。

語学系の学部

開発コンサル

英語やフランス語ではなく、トルコ語、ロシア語、ベトナム語、ヒンドゥ語などの言語力があることで、活躍の可能性が広がります。

特に、海外留学経験があると強いです。

開発コンサルでは、英語(TOEIC 850点以上)を使えることは当たり前です。

そのうえで、フランス語、スペイン語、もしくはマイナー言語を使えることで、活躍できる国・地域が広がり、JICA案件公募での競争力も上がります。

そのような地域では通訳を入れて業務にあたることも多いのですが、自分でコミュニケーションを取れると強いです。

新卒であっても、マイナー言語を習得していたら、その道で翻訳・通訳といった仕事をすることもできます。

一方で、例えばラオスのラオ語は、マイナー過ぎてまだ就職先が少なかったりもします。

言語の選択には興味関心だけでなくキャリアの可能性も踏まえて選ぶことも大切です。

NPO/NGO

語学力を生かし、その地域で活躍するNGO/NPOへ就職する方法もあります。

また、日本国内での支援としても、例えば、難民支援として、日常生活での通訳や、難民申請の書類作成のサポートといった方法もあります。

開発学部、国際関係学部

開発コンサル

JICAのG to Gの世界では、案件の背景として国家間の関係や、国内政治に関して理解をしておくと、より戦略的に案件を進めることが出来ます。

しかし、そのレベルの判断ができるようになるのは、何十年もキャリアを積み、専門性を身に着けた一握りの人です。

新卒や若手レベルでは、JICAへの提案書や報告書を作成する中で、少しでも知識を使えれば御の字です。現場では、あまり使えるような専門性ではありません。

「開発」「国際協力」「国際関係」を学ぶだけでは、現場で使える専門性は身に付きません。

開発学部、国際関係学部では、同じような興味関心をもった学生に出会えると思いますので、その上で「どんな強みをつけて貢献するか?」を考え実践することが大切です。

NPO/NGO

開発コンサルのキャリアと同じく、NPO/NGOにおいても、「専門性×経験×語学力」高めて自身を磨く必要があります。

Take Action!

いかがでしたか?

この記事では、文系学部での国際協力のキャリアとして、王道の開発コンサルとNPO/NGOでのキャリアをご紹介しました。

鍵は「専門性×経験×語学力」です。

文系は、理系よりはキャリア選択で不利ではありますが、道は必ずあります。

あきらめず、地道に、努力し続ければ、きっと夢は叶います。

頑張る皆さんを応援しています!

次の記事で会いましょう!

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