開発コンサル企業でのインターン情報!国際協力に興味のある人必見!

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開発コンサルってどんな仕事?国際協力の仕事って、いまいちよく分からない。

開発コンサル企業でインターンするにはどうしたらいいの?

の疑問にこたえます。

この記事では、新卒で開発コンサル企業に就職した筆者が、開発コンサル企業でインターンをする意義、そして、インターン情報の探し方を解説します。

この記事の信頼性

開発コンサル企業でのインターンの意義

開発コンサルってどんな仕事?

身近にある飲食業や教育業などと違い、開発コンサルの仕事は分かりにくいのではないでしょうか。

インターンは、座学だけでなく現場での体験をできるので、仕事を理解するのに最高の機会になると思います。

働く人を知る、職場の空気感を知る、仕事を知ることで、

職業選択のミスマッチを減らすこと

そして、これからのキャリアイメージができることでしょう。

インターン参加者の声

現在までの国際協力関連業務の経験の有無

JICAの2009年~2018年のインターン参加者213名へのアンケートによると、このような結果になりました。

参加者のうち40%がインターンシップ後に国際協力関連の仕事で働きました。(86人/213人)

この中で一番就職先として多いのが、開発コンサル企業です。

[出典]データで見るJICAインターンシップ・プログラム

インターンシップの経験がどう役に立ったか

98%が「配属先の決定に役立った」と回答しました。

国際協力に対する理解、今後のキャリア像を掴めたという声が多く寄せられました。

インターンの経験が就職活動での説得力につながったという声もありました。

[出典]データで見るJICAインターンシップ・プログラム

参加した学生の感想

環境・資源・開発学科 環境工学専攻
環境・資源・開発学科 環境工学専攻

■インターン配属先:株式会社エックス都市研究所

■テーマ:スリランカ廃棄物管理における汚染防止・環境負荷低減

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インターンシップではプロジェクトの成果を測る具体的な手法を身につけられたことに留まらず、国内外の国際協力関係者と面識を持つ機会を多く得ることができました。

特に「国際協力の実務者」を目指している私にとって、プロジェクトを監理する「JICA」と現場でプロジェクトを動かす「開発コンサルタント」両者の役割と貢献の仕方を実体験として把握できたのは大きな収穫だと思っています。

今回のインターンシップを経て、将来はより専門的に環境管理分野で業務に就く意思を固められたとともに、自身のキャリアの方向性が明確になりました。

経済学部・国際経済学科・開発経済学専攻
経済学部・国際経済学科・開発経済学専攻

■インターン配属先: 株式会社アースアンドヒューマンコーポレーション

■テーマ: エチオピア国水技術機構(EWTI)研修運営管理能力強化プロジェクト

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インターンシップは、国際協力の現場で学ぶことができる貴重な機会です。

特に、コンサルタント型ではプロジェクトに入り込み、カウンターパートのオフィスや活動現場で共に活動できます。

現場での活動は、日本の常識が通用しないため苦労も多いですが、そこでしか得られない学びが多くあります。ぜひチャレンジしてください!

インターンシップ情報の見つけ方

開発コンサルのインターンシップの情報は、このような方法で探すことができます。

JICAインターンシップ・プログラム

JICAは、JICA本部でのインターンだけでなく、開発コンサル企業でのインターンも斡旋しています。

2020年第2回の募集では、(株)アルメックVPIでの募集4名、(株)日水コンでの募集1名の計5名の募集がなされました。

2021年度第1回JICAインターンシップ・プログラムの募集は、2021年4月上旬開始予定です。

詳しくはこちら>>JICAインターンシップ・プログラム

株式会社アイコンズ

株式会社アイコンズは、開発コンサル企業として次の事業を行っています。

  • 産業開発分野(一村一品プロジェクトなどの事業評価など)
  • 教育・職業訓練分野(学校運営改善、基礎教育などの調査および事業評価など)
  • 保健医療分野(予防接種体制整備、母子保健分野での調査および事業評価など)
  • 公共政策分野(人口センサス、産業統計に関わる政府統計改善など)
  • 農漁村開発分野(水産行政、水産養殖、農村開発での調査および事業評価など)
  • 事業評価分野

国際協力に関心のある学生を対象としたインターンの受け入れを行っています。

詳しくはこちら>>株式会社アイコンズ

アジア共同設計コンサルタント

次の3事業部を軸に、各事業部が連携し、国内・海外を問わず総合エンジニアリングサービスを提供している会社です。

  • コンサルタント事業本部
  • エンジニアリング事業本部
  • 海外事業本部

技術職の新卒採用も行っています。過去には有給インターンを募集したこともあるそうなので、今後も募集がなされる可能性もあるかと思います。

詳しくはこちら>>アジア共同設計コンサルタント

株式会社建設技研インターナショナル

交通分野、水・防災分野、都市・環境分野

建設技研インターナショナルは、1999年に建設技術研究所の海外事業部より独立した開発コンサルタントです。

政府開発援助(ODA)を通じて、「開発途上国の生活基盤や社会インフラを作り上げる」「人々がイキイキとした地域社会をつくる」ことが仕事です。

OB/OG訪問、インターンシップも募集がなされています。

詳しくはこちら>>建設技研インターナショナル

Take Action!

いかがでしたか?

この記事では、国際協力業界でのインターンシップの意義、そして募集情報の見つけ方を解説しました。

インターンシップは、現場の仕事を知り、人を知り、将来のキャリア設計に大きく影響します。

頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!

出展

(注1) データで見るJICAインターンシップ・プログラム

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