JICA新卒採用の対策まとめ【2022年卒向け】

JICA

JICAの新卒選考の対策のポイントは?

面接ではどんな質問があるの?どう備えればいいの?

この疑問にこたえます。

この記事を読むと、JICA(独立行政法人 国際協力機構)の新卒の内定を勝ち取るために知っておくべき、選考フローと各段階での対策のポイントが分かります。

【総論】JICA内定獲得の鍵は志望動機!

JICAの新卒採用の倍率はとても高くなっています。

人物重視の採用」を行うJICAの選考においては、志望動機が鍵になります。次の質問に向き合って、志望動機をつくりましょう。

「なぜ開発途上国なのか」

途上国に対する想いを持つ学生の中で、差別化が不可欠です。次の質問について、一般論でなく、個人的なエピソードを踏まえて話せるようにしましょう。

  • 開発途上国のどんな問題を解決したいですか?
  • その理由は何ですか?
  • 問題解決の結果、どんな人を幸せにしたいですか?

問題解決したい理由は、個人的な体験に基づくものだと差別化しやすいです。

(開発途上国の)課題発見→解決のためのあなたの行動→結果、というエピソードを想いとともに伝えられるとベストです。

「日本の国際的なプレゼンスの向上のため」「日本の優れたモノ・ヒトを使って世界の問題を解決するため」など一般論を語ると、差別化は難しいです。

「なぜJICAなのか」

国際協力に携わる団体は、JICAの他に、JBIC、JETRO、NGO/NPO、開発コンサル、商社などがあります。

これらの団体とJICAとの違いを理解し、「なぜJICAで働きたいか」を明確にしましょう。

このような問いと向き合い、答えを出していきましょう。

  • なぜ商社やメーカーなどのビジネス的なアプローチでなく、二国間協力での政府へのアプローチを通じて貢献したいですか?
  • なぜNGOなどの草の根からのアプローチでなく、二国間協力での政府へのアプローチを通じて貢献したいですか?
  • なぜ開発コンサルとして現場での貢献でなく、JICAで裏方として貢献したいですか?
  • あなたのビジョンは何ですか?JICAのビジョン「信頼で世界をつなぐ」のどういうところに共感しますか?
  • あなたの強みは何ですか?それを生かして、JICAに対しどのように貢献できますか?

志望動機の準備のポイント

JICAは人物重視の採用のため、選考を通して一貫してJICAへの適性は見られています。「なぜ開発途上国なのか」「なぜJICAなのか」に向き合い、相手に伝えられるようになっておきましょう。

ネット上では、いわゆる“正解”のように見える、志望動機の例”や“内定者のエピソード”をたくさん見つけることができます。しかし、新卒採用は、正解のない問題への挑戦です。

付け焼刃の志望動機では、面接で深掘りされるとどうしてもボロが出てしまいます。あなた自身の志望動機を、自信をもって伝えられるようにしておきましょう。

JICAの採用フロー

2021年卒の採用フローはこちらです。2022年卒採用もこのような流れになると思われます。

[出典] JICA RECRUITING 2021

国内選考と海外選考があり、海外にいる学生も応募できるようになっています。また、応募者と向き合うことを大切にしているため、選考は個人面接が主で、グループワークは行いません。

採用フロー各段階での対策のポイント

ES

2021年卒のES(エントリーシート)では次のような質問が出されました。

  • JICAへの志望動機を記述してください。(400字以内)
  • これまでに、あなたが一番力を入れて取り組んだことを記述してください。(400字以内)
  • ゼミ・卒論・修論のテーマ、学校で勉強した内容を教えてください。(250字以内)
  • JICAでは、「信頼で世界をつなぐ」というビジョンと、ビジョン達成のための5つのアクション(使命感、現場、大局観、共創、革新)を定めています。これらに関連した、あなたの経験を教えてください。(400字以内)

2020年のESでも同じような質問がなされているので、毎年大きく傾向が変わるものではないのかもしれません。

ESは選考での第一の関門であり、次の面接の段階でも鍵となります。面接も想定しつつ、作りこんでいきましょう。

ESづくりのポイント

Point 1: あなたならではの「志望動機」で他の学生と差別化!前述の「JICA内定獲得の鍵!志望動機」を参考に志望動機を考えましょう。

Point 2: JICAについて知りましょう。こちらの記事が参考になります。

Point 3: 自分がいかに「JICAが求める人材」に近いかアピールしましょう。こちらの記事が参考になります。

WEBテスト

JICAのWEBテストは、「英語、言語、非言語、性格検査」の4つで、試験時間は90分ほどです。

SPIに似た形式ですが、難関は英語です。留学生でも問題量が多く解ききれないという声もあるため、問題文ではなく設問から読む、解く問題/捨て問を判断するといった工夫が必要です。不安な方は、他社のWebテスト等で実践訓練を積むことをおすすめします。

1次面接

1次面接は1対1の個人面接で、東京オフィスで行われます。面接時間は20-25分程度です。ESの内容を中心に、大学でのゼミや活動、志望動機やそれに至った経緯などを深掘りした質問がなされます。

内定者の話では「面接官はESをかなり読み込んでいて、その上で興味を持ったことを深堀りしている印象。和やかな雰囲気ではあったものの、相手がESを読み込んだ前提で話した。」そうです。

他の学生と差別化し、面接官に覚えてもらえるように、エピソードも織り交ぜてアピールすることが大切です。

コミュニケーションはSpeakだけでなく、Listenも大切なため、面接官との対話を心がけましょう。

最後に、逆質問としての時間も用意されているため、事前に準備しておくと良いでしょう。

面接が終わったら、2次面接に備えて質問内容と自分の発言を記録しておきましょう。選考の結果は、当日中にメールで通知されます。

2次面接

2次面接は学生1人に対し面接官2人の個人面接です。面接時間は20~30分程度です。面接官は1次面接より年次の高そうな40~50代の方となり、1次よりさらに深掘りされされます。

内定者は質問内容について、次のように言っています。

ESと1次面接で話した内容を中心に深掘りをされた。

特に、志望動機やそれに至る経緯、JICAに入ったらやりたいこと、それがなぜ必要なのか、など詳細に聞かれた。また、併願している企業のことについても聞かれた。

将来、自分の興味のない分野の仕事でも問題なくこなせるかや、10年後20年後のキャリアパスについての質問もあった。一次に比べて、どのようなキャリアプランを描いているかの質問があったのが印象的だった。

[出典]内定者からの話より

2次面接の準備のポイントは、ESと1次面接での回答を踏まえて、派生する質問を想定して準備することです。矛盾する答えのないように気をつけましょう。また、1次面接と同様に、最後に逆質問をできるため、事前に準備しておくと良いでしょう。

面接が終わったら、最終選考に備えて質問内容と自分の発言を記録しておきましょう。

選考の結果は、当日中にメールで通知されます。

小論文

小論文のテストは、複数のテーマから1つを選び、500字程度で回答する選考です。試験時間は30分ほどで、東京オフィスで行われます。テーマは年によって違い、過去には開発、国際経済、国際協力などのテーマが出題されたそうです。

この試験では、論理的に分かりやすく構造化されているかが審査のポイントだそうです。

内定者が行った対策の例は、次の通りです。

  • ロジカルかつコンパクトに文章をつくる訓練
  • 出題されうるテーマについて知識を日頃から蓄えておく
  • 「開発」や「国際協力」など出題されやすそうなテーマについて、山を張って、自分なりに考えておく

選考の結果は、当日中にメールで通知されます。

最終選考

最終選考は学生1人に対し、面接官4~6人ほどで役員クラスの方々との面接です。面接時間は30~45分ほどで、東京オフィスで行われます。雰囲気は「厳格」と感じる学生が多いようです。

1次面接・2次面接を踏まえて、次のような質問がなされます。

  • 志望動機
  • 学業についての深掘り
  • 学生時代に頑張っていたこと
  • JICAでやりたいこと
  • JICAに入って担当したい地域
  • そこでの問題意識、どう解決していくか
  • なぜJICAでなければならないか
  • 将来、自分の興味のない分野の仕事でも問題なくこなせるか
  • 逆質問

最終選考とはいえ、ここで約半分の学生が落とされるので気を引き締めて対応する必要があります。1次面接・2次面接で回答したことを踏まえて、派生する質問を想定し備えておくと良いでしょう。

選考の結果は、当日中に電話で通知されます。

Take Action!

2022年4月採用の選考に備えて、あなた自身、そしてJICAを知りましょう。OBOG訪問やJICAのイベントに参加して情報収集をするのもおススメです。また、次の記事も参考になります。

頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!

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