【ワンピースから考える社会問題】社会の分断

▽この記事で分かること

ワンピースの中では、いくつか実在する社会・環境問題がメタファーとして使われています。

ワンピースは社会の縮図、と言われるほどです。

読者の皆さんにとって、世界での社会・環境問題を楽しく学び、興味をもつきっかけになれれば嬉しいです。2分ほどで読めます。

※ワンピース作者が、実際にこの社会・環境問題を参考にしているかは分かりません。メタファーから連想される社会・環境問題を、独断と偏見で紹介しています(*^^*) ご了承ください♪

アニメ「ワンピース」より。ドレスローザでの社会の分断

現国王ドフラミンゴ支配下のドレスローザ。

トンタッタらの「SOP作戦」の成功により、国中のオモチャが元の姿に戻り、ドフラミンゴの悪事が次々と暴かれていきます。

ドフラミンゴは武器の密売とオモチャの秘密を外部に漏らさないため、「イトイトの実」の能力により、「鳥かご」を発動しました。

鳥かごは、刃物のように切れる無数の糸の檻です。

ドレスローザ全体を覆い、建物を破壊しながら刻々と狭まってきます。

ドフラミンゴは「鳥かご」のデスマッチを提案します。

鳥かごを終わらせる方法を2つ。

ドフラミンゴは、「これは統治者を選ぶ、実質的な国民による選挙だ」といいます。

懸賞金目当てのコロシアム参加者とドフラミンゴの首を取ることを諦めた国民たちが12名の受刑者を狙います。

さて、勝ち残るのはどちらか…！？

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アメリカでの社会の分断

トランプ政権で加速した社会の分断

トランプは大統領に就任以来、白人至上主義の肩をもつような発言をしたり、多様性社会を受け入れない政治姿勢を示したりして、社会の「分断」を深刻化させてきました。

トランプ前大統領は、オバマ前大統領の反動で生まれ、人種多様性や民主主義を推進しても利益を得られなかった白人が主な支持層でした。

トランプが大統領になったから分断が進んだというよりは、分断がトランプ大統領を生んだと言っても過言ではないです。

トランプはオバマ前大統領が嫌いで、オバマ政権が8年間かけてつくったレガシーを4年間で破壊し尽くしてきました。

その主な取り組みがこちら。

2020年のアメリカ大統領選挙。トランプとバイデンの比較

トランプの率いる共和党と、バイデンの率いる民主党での政策は、とても対照的でした。

こちらの表に、対外政策、コロナ対策、温暖化対策、人種問題に関する両者の政策をまとめました。

皆さんご存じのとおり、この選挙に勝ったのはバイデンです。

トランプはこの選挙が不正にあったと主張し、その結果、2021年1月にトランプ支持者が議事堂に乱入する「アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件」をおこしました…

バイデン政権の最大の課題は、アメリカの「分断」をどう修正するか、です。

バイデン大統領は、また4年間かけてオバマ時代の遺産を修復することになるでしょう。

（もう78歳ですから、途中で力尽きて、副大統領のカマラ・ハリスに大統領の座をゆずる可能性もなきにしもあらずですが。）

Take Action！私たちにできること

いかがでしたか？

この記事ではこれを紹介しました。

この記事をきかっけに、日常でニュースにより関心を持ってもらえると嬉しいです。

また、アニメを見るとき、「これって現実社会だとどうなんだろう？」と興味をもって考えてみるのも方法です。

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もっと知りたい！という人は、こちらの本がオススメです。

頑張るあなたを応援しています！

次の記事で会いましょう！

出展

(注1) AERA dot 2021/1/21 トランプ氏とバイデン氏を徹底比較　発言、コロナ対策、地球温暖化政策、外交…

(注2) Forbs 2021/2/5 「分断」をどう修復するか？　バイデン政権に求められる意外な視点