面接で「緊張でヤバい…。頭真っ白…」って状態にならないか心配。
緊張対策の方法は?
の疑問にこたえます。
この記事では、緊張しがちな性格でも転職を成功させた筆者クオッカが、緊張対策の方法について解説します。
結論から言うと、緊張しても大丈夫です。
読者の皆さんの就職・転職の成功のために、緊張しても大丈夫な理由と対策を、情熱をこめて解説します!
採用担当のチェックポイント
彼を知り己を知れば百戦殆うからず、です。
まずは、採用担当がどういった観点で、面接時にチェックしているか知りましょう。
結論から言うと、大手やメーカーなどの採用担当では、このように3段階に分けてチェックしてます。
- 緊張していて、話せない
- 緊張していても、話せる
- 緊張せず、自分の言葉で話せる
最高なのは、3つ目の「緊張せず、自分の言葉で話せる」状態です。
しかし、簡単にそのように話せたら苦労はしないですよね…(笑)
緊張しがちな方は、「緊張していても、話せる」状態でも十分に面接を通ります。
緊張感が相手に伝わると、むしろ好印象になることもあるくらいです。
「緊張しても、いかに話すか」が大切です。
次の章で、その対策について解説します。
緊張しても話すための対策4選
結論からいうと、緊張しても相手とコミュニケーションをとるための対策はこちらの4つです。
- 自分で面接練習+エージェントとの模擬面接
- メンタルを整える
- 事前準備をする
- どうしても緊張してしまった場合の対応も考えておく
詳しく見ていきましょう。
自分で面接練習+エージェントとの模擬面接
何度も実践想定の練習を繰り返して、面接に慣れましょう。
緊張する理由は、慣れないことをするからです。
はじめの面接練習は慣れないかもしれません。
何度も練習を繰り返すうちに、慣れてきます。
本番では「想定した質問が来た!」という状態にしておけば、緊張しにくくなり、たとえ緊張しても言葉は出てくる状態をつくれます。
目安は、応募1社にあたり自分での練習を20回以上、エージェントとの模擬面接を1回ほど練習しておくと安心します。
メンタルを整える
「完璧」という価値観を手放す
「間違いなく伝えなければならない」、「ここ言い間違えた…」、「あ、嚙んじゃった」と考えると、ますます緊張してきてしまいますよね。
でも、多少間違えても大丈夫です。
きちんと回答の骨子をつくったうえで、自分で面接練習+エージェントとの模擬面接で、練習を重ねておけば、そんなに気にしなくても、相手には大切なことが伝わっています。
『嫌われる勇気』で「お前の顔を気にしてるのはお前だけだよ」という言葉があります。
あなたが思うほど、周りはあなたのコトを気にしていません。
完璧を手放し、肩の力を抜いていきましょう。
緊張しているのは、挑戦している証。スポーツと同じ。
あなたは何かスポーツの経験はありますか?
緊張への向き合い方は、スポーツでも、面接でも同じです。
甲子園進出校を輩出するメンタルコーチの大嶋啓介さんは、このように言っています。
緊張しすぎはダメ、緊張してないのはもっとダメ。良いのは、ほどよい緊張状態。
パフォーマンスを発揮する心の状態は5つあります。
- 強気
- 冷静
- ほどよい緊張状態
- 集中
- 楽しい、ワクワク
誰でも簡単に心を切り替えることが出来ます。1点を見つめることです。
また、腹式呼吸で落ち着くことも大切です。(注1)
面接官は味方、他の応募者も敵ではないと考える
採用には手間とお金がかかりますので、採用担当は「当社とマッチングする人材がいればぜひ採用したい」と考えています。
なので、採用担当は落とすために選考をしているわけではありません。
そしてあなた自身も応募先とマッチングするか、選択します。
面接官はご縁を確認する仲間です。
マッチングが一番ですので、他の応募者との競争でもなく、敵はいません。
戦うべきは、自分自身です。
事前準備をする
会場には時間の余裕をもって到着する
遅刻すると印象が悪いですし、時間ギリギリになっても余裕がありません。
会場には10~15分ほど余裕をもって到着するようにしましょう。
トイレで身だしなみを整え、一息ついて、「よし!」と自分を肯定してあげましょう。
持ち物は事前に確認する
前日のうちに持ち物を確認しておきましょう。
面接時に、忘れ物があると焦ってしまいます。あらかじめ持ち物チェックして
▽必須な持ち物
- 履歴書・職務経歴書のコピー
- 求人情報(募集要項)のコピー、会社案内など
- 応募先(採用担当部署)の電話番号、担当者名のメモ
- 筆記用具(ペンやスケジュール帳)
- スマートフォン、携帯電話
- スーツ
- 腕時計
- 現金やICカード
- ハンカチ・ティッシュ
- A4サイズの書類が入るバッグ
- その他持ってくるように言われたもの
▽あると安心な持ち物
- 折りたたみ傘
- 身分証明書
- 印鑑
- 手鏡、くし、整髪料
- トラベル用歯ブラシ
- コンタクトレンズや眼鏡の予備
- 予備のストッキング(女性)
どうしても緊張してしまった場合の対応も考えておく
質問内容を繰り返して、時間を稼ぎ、頭を整理する
一番自然な方法がこれです。無理にとりつくろう必要はありません。
質問を理解するために、繰り返して確認し、その間に頭を整理しましょう。
想定外な質問に対応する場合など、とても使えます。
何度も繰り返すとさすが不自然ですが、1~2回ほどでしたら、面接官も自然なこととして考えてくれます。
焦らなくて大丈夫です。
一度大きく息を吐く
一度大きく息を吐いて、息を吸って、深呼吸しましょう。
緊張するとき、呼吸が浅くなってしまいがちです。
脳に酸素が行かない→思考が回らない→更に焦る→パニックというサイクルを防ぐため。
まずは、深呼吸しましょう。
「実はすごく緊張しています」と打ち明ける
最終手段がこれです。
正直に打ち明けて、考える時間をもらいましょう。
緊張しても、コミュニケーションを取れれば、及第点は取れます。
真摯に質問に向き合う姿勢を見せましょう。
Take Action!
いかがでしたか?
結論をあらためていうと、緊張しても話をできれば大丈夫です。
この記事では、面接での緊張対策の方法として、この4つを紹介しました。
- 自分で面接練習+エージェントとの模擬面接
- メンタルを整える
- 事前準備をする
- どうしても緊張してしまった場合の対応も考えておく
今日が人生で一番若い日です。今日の行動が、将来の現実を変えます。
私は「国際協力で世界を良くする仲間を、1人でも増やす」という想いから記事を発信しています。
1人の力は小さくても、皆で集まると大きな力になると信じて。
頑張るあなたを応援しています!
次の記事で会いましょう!
出展
注1 大嶋啓介さん YouTube 本番に強い人は習慣が良い
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