コロナショックで注目の「ESG投資」!これからの社会で重視される理由

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  • コロナショックの影響で投資のトレンドはどのように変わるのか?
  • ESG投資はなぜ重視されるのか?

の疑問にこたえます。

 結論は、次の4つの理由によりESG投資の重要性が高まっています。

  1. 企業の社会的責任がより重要に
  2. 企業活動の成果をステークホ ルダーと分かち合うことで長期的な企業価値向上を目指す動き(ステークホルダー資本主義)
  3. コロナ危機からの立て直しと持続的な社会の両立を目指す動き(グリーンリカバリー)
  4. 新型コロナの発生の根本的な原因である環境への取り組みの重要性

詳しくは次の章でご紹介します。

コロナショックの投資トレンドへの影響

企業の社会的責任がより重要に

国内では、2020年4月7日に政府が史上初となる「緊急事態宣言」を発令し、企業はオフィスへの出勤制限、生産ラインの稼働停止などの影響があり、企業によっては売上に大きなダメージがありました。

その中で、経営者がいかに従業員の労働条件や賃金確保を優先し、従業員や顧客・消費者の安心・安全に配慮し、柔軟な働き方を実現できる環境を提供できるかといった、利益追求だけでなく社会的責任を果たす姿勢が問われるようになりました。

2020年はじめにはESGの関心は環境(E)が強い傾向にありましたが、コロナの影響で働き方が見直され、今は社会的責任(S)が重視される傾向にあります。

ステークホルダー資本主義の流れが加速

企業の多くは、ESG活動をいったん横に置き、まずは通常の事業活動に戻ることに多くのエネルギーを費やしているのではないでしょうか。

また、投資家にも、新型コロナの世界的な経済の停滞を目の前にして、短期的なリターンの追求だけでなく、長期的でグローバルな視点で経済の安定に貢献できるような投資活動が求められています。(注1)

株主至上主義や短期志向といった近年の資本主義の特徴が、医療や経済の格差拡大や環境問題など深刻な問題につ ながっていることから、資本主義の質的な見直しを求める動きが加速しています。

具体的な変革の方向 性は、さまざまステークホルダー(利害関係者)との関係性を重視して、企業活動の成果をこれらステークホ ルダーと分かち合うことで長期的な企業価値向上を目指すという「ステークホルダー資本主義」です。

コロナ危機からの立て直しと持続的な社会の両立を目指す動き

新型コロナの影響で、経済活動は縮小され、人々の国内外への移動が激減した結果、温室効果ガスの排出量や廃棄物の量は削減され、大気汚染も大幅に改善されました。

一方で、資源のリサイクルが停滞するなど、環境対策は後回しになってる傾向もあります。環境対策が後回しになってしまうことへの懸念から、環境を守りながら持続的な社会へ移行しようという国や地域ぐるみの対応が求められています。

このような、コロナ危機で停滞した経済・社会からの立て直しと、持続的な社会づくりを両立させようという考えを、グリーンリカバリーといいます。

新型コロナの発生の根本的な原因である環境への取り組みの重要性

新型コロナウイルスなどの新たなウイルスのパンデミックの根本的な原因には、環境破壊や生態系の破壊、地球温暖化などがあるといわれています。

収束のめどが立たない新型コロナを一つのきっかけとして、これまでの環境への取り組みを振り返り、改善につなげるときにきています。そのための有効な指標の一つになるのがESGです。より長期的な価値創造について考えてみるチャンスです。

Take Action!

 結論は、次の4つの理由によりESG投資の重要性が高まっています。

  • 企業の社会的責任がより重要に
  • 企業活動の成果をステークホ ルダーと分かち合うことで長期的な企業価値向上を目指す動き(ステークホルダー資本主義)
  • コロナ危機からの立て直しと持続的な社会の両立を目指す動き(グリーンリカバリー)
  • 新型コロナの発生の根本的な原因である環境への取り組みの重要性

ESG投資は、長期的に社会に良い影響を与えるメリットがあります。その一方で、短期的には利益が薄いデメリットもあります。

読者の皆さんの投資判断のお役に立てれば嬉しいです!

頑張るあなたを応援しています!次の記事で会いましょう!

出典

 (注1) 田瀬和夫氏「SDGs思考 2030年のその先へ 17の目標を超えて目指す世界」

(注2) 質的変化を迫られる資本主義 

(注3) 投資家に聞く新型コロナ後のESG:日経ビジネス電子版

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